FEif 暗夜王国 黒白の王子

　「白夜王国」では暗夜と白夜それぞれの兄弟の接触が戦闘以外ほとんどなかったんですが、「暗夜王国」ではイズモ公国の下で2カ国の兄弟が武器を持たずに一緒に過ごすシーンがあります。態度はお互いにケンカ腰なものの、戦うことなく争わずに兄弟たちとの時間を過ごせる時間はとても素晴らしかったです。マイユニットが言うように「この時間がいつまでも続けばいいのに・・・」という言葉は、多くのプレイヤーが共感するでしょうね。「白夜王国」を一度終わらせた私には、この時間がものすごく嬉しかったです。「誰ひとり欠けずまた出会えること」を祈らざるえません。

　他のシナリオでは私が「白夜王国」で結婚した相手との戦闘がありました。もう本当に心苦しかったです・・・。たぶんFEシリーズは単純にゲーム性・シナリオの良さを求めているだけではなく、戦争の辛さをあえて描いているように思えます。ゲームだけどあえて気持ちよく終わることのない、決して許されることのない、辛く重い絶ち切った数々の命を背負って生きているキャラクターたちの姿が描かれていますね。結局終わるたびにいつも”どんな国々も平和で幸せな暮らしができるような世界になってほしい”と思っちゃいます。

　とまぁ、つかの間の癒やしのシナリオを経て、これから「白夜王国」では兄弟として過ごしていたキャラとの戦闘が始まり、私の精神がえぐれる10秒前です。（瀕死）